歯が欠けた場合、考えなければいけないことが
たくさんあります。
・生きている歯なのか?
・神経のない歯なのか?
・どこまで割れているのか?
・中はどうなっているのか?
・そもそも原因は何か?
など、様々なことや背景を考えないといけません。
なぜなら、本来の健康な状態であれば、「欠ける」ことは
それほど多いことではないからです。
それぞれの状況に応じて治療になっていく訳ですが、
次にもう一度欠けてしまった場合、もしくは他の歯も欠けた場合など
原因を考慮しなければ、繰り返し欠けているうちに
歯を失ってしまうかもしれません。
当院では、欠けてしまった原因を考え、
再発しないように模索していきながら治療を行なって生きます。
それは時に、仮歯を入れて何ヶ月も様子を見るかもしれませんし、
マウスピースで防ぐ選択をするかもしれません。
再度欠けないにしても、補綴物が外れかけるだけでも、
歯との隙間から感染してしまうかもしれません。
だから中が虫歯になって外れたのかもしれません。
欠けてしまったり、治療が進んでしまった歯は、
確実に以前よりも不利な状況です。
同じ治療でいいわけがありませんので、
それまで以上のことを考える必要があります。
幸いにも、当院ではそれらを繰り返して抜歯に至った方は
初回の時に無理をして抜歯をしなかった方のように、
初めから不利な条件の方くらいです。