・元には戻せません
・ホワイトニングの効果には個人差があります。同じ期間でも白さが同じになるとは限りません。
・歯によっても白さがバラつくことがあります。自分で行う際には注意が必要です。
・知覚過敏がすでにある方はホワイトニングによって症状が強くなってしまう場合があります。
・神経のない歯、詰め物、被せ物などはホワイトニングの効果はありません。
・ホワイトニング後に48時間ほど痛みが出ることがあります
・テトラサイクリンによる変色は効果が得られにくい場合があります。
・フッ素症による斑点が目立つこともあります
・フッ化ジアミン銀の金属塩による変色は治らないことがあります
それから、
ホワイトニング剤が歯を漂白する際に、「活性酸素」が生じます。
モルモットの実験においては発ガンがみられた「過酸化水素」も、人間では大丈夫だという結論が得られ、これによって、ホワイトニング剤による活性酸素の発生は発ガンなどの全身症状は問題がないということで議論に決着がみられています。
ただ、それを聞いて
歯科医院で医療としてホワイトニングをする場合に「ああよかった」と終わらせてしまっても良くはありません。実際に、ホワイトニング直後は虫歯の治療で出来なくなる方法もありますし、歯ぐきに薬剤が触れて変色することもあります。ただ白くするだけの作用がある薬ではありません。
事実、実際に発生する活性酸素にどのように対処するか?
発生した活性酸素はどこに行き、どのように働くのか?
後戻りをする人とそうでない人の違いは何か?
そもそも、なぜ歯が黄色くなってしまったのか?
歯のどの部分がどのような理由で黄色くなってしまうのか?
そこにはやはり、全身症状、人間の複雑な機能が絡んでいますので、
例えば歯が黄ばんでいて、ホワイトニングをしてから後戻りが早い方には「このような体質がありそうだ」と予想が立てられますので、そちらの解決策を考えていくことも重要です。
そうすれば、それに合わせて検査を追加して、未病のうちに対処することまで考えられます。