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草加ファミリー歯科 矯正歯科クリニック

ハイブリッドセラミックスクラウン

 

こちらはインプラントの上部構造や

歯ぎしりによって磨耗が強く出る方によく選択されます。

 

また、セラミックはとても硬い材料なので、

向かいの歯を磨耗させたくない場合などにも適しています。

 

セラミックのフィラーという成分が大半を占めますが、

残りをのマトリックスという部分をレジンが埋める構造を

取っているので、

 

歯と同じような磨耗をしてくれるといわれています。

 

近年、

 

硬ければよい、取れなければ良いという風潮が

ありますけれども、

それよりも周りといかに調和が取れているかが大事です。

 

一時期、有名なスタディグループや高名な先生が

セラモメタルクラウンを全ての歯に被せて

噛み合わせを再構成するという治療が業界内ではやりました。

 

ただ、

 

実はその治療の後に、数年毎にある工夫をしていた

ために、彼らは長期的に良好な結果を出していたのですけれども、

 

「ある工夫」については未発表だったため、

全ての歯にセラモメタルクラウンを入れて何年もそのままに

してしまい、トラブルが生じるケースが頻発してしまいました。

 

このようなことからも、セラミックは生体親和性が高い材料では

ありますけれど、噛み合わせの変化には対応が不向きという面もあります。

 

その点、このハイブリッドセラミックスクラウンに関しましては、

歯と似たような磨耗をしてくれるので、調和の取りやすい材料だと

思われます。

 

ただし、劣化はセラミックよりも早いため、

ツヤがなくなったりのっぺりしてしまったりします。

 

 

歯よりも素晴らしい素材は今のところありません。

ですから、歯を大事にすることが前提となりますけれど、

 

残念ながら被せ物で治療していこうとなった場合、

様々な条件を総合して判断しないといけません。

 

当院では、これらの判断の他に、根の治療の評価や

顔の骨格のタイプ、嗜好品、体の状態やアレルギーなど

多くの条件によって判断していきます。

 

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