草加ファミリー歯科・矯正歯科クリニックでは、ホワイトニングについても「治療」だと考えています。なぜなら、「白くなる」という生体反応が生じ、すぐに元に戻せるような変化ではないからです。
それに、知覚過敏などの何らかの「神経症状」がおきるわけです。
もちろん、「歯を白くする」というのはオシャレで美容目的という側面が強いです。
欧米では、スーパーやドラッグストアの店頭にホワイトニング剤が並んでいて、自分で手軽に出来るようです。日本では2006年に「2種類」だけ厚生労働省の認可が下りました。認可の有無にこだわらなければ、日本でも個人輸入や通信販売で昔よりも手に入りやすくなりました。
ですので、ホワイトニングについての主な目的は美容であります。でも治療という姿勢も残しておかないといけないですね、という考えです。
昨今のホワイトニング事情では、それらの動きに合わせてお手軽なホワイトニングも大変増えてきて、たくさんの方が白い歯を手に入れて喜んでくれているようです。自分で薬をつけてホワイトニングをするお店なんかもあるようです。
歯科医院でのホワイトニングでも、様々なことが生じて選びにくくなってきているくらいです。ただ、 本当に治療の腕が本物であるならば、ホワイトニングについても「治療」という視点を持つはずだと思います。他人の口車に乗せられてやってるところが怪しいのは誰でもなんとなく分かります。その場合、とりあえず安いからという理由で選ぶことになるでしょう。
このように、ホワイトニングで歯が白くなるのは決して”腕”の問題ではなく、ホワイトニング剤の効果によるものです。だから症例数がどれほど安心感につながるのかはわかりません。そして、最たるは患者様の努力によるものです。腕はほとんど関係ありません。海外ではスーパーでも買えますから。
また、思ったより白くならなかった、すぐに戻ってしまったなども薬剤の選択やその後のメインテナンスや体質の問題です。
どこでやっても誰がやってもある程度白くできるというメリットは大きいですよね。
歯科医院でホワイトニングをするメリットはやはり治療です。治療であるから副作用にも対処しやすいです。効果に保証がしにくいのも、医療だからです。
でも、その代わりに身体で起きている症状がわかることもあります。そのことが、結果的に歯の白さを長持ちさせることにつながります。
歯が白くなるということで、笑顔が増えた患者様に私はたくさんお会いしています。明らかに表情が明るくなっています。
笑顔に自信が持てた、それどころかむしろ白い歯を見せたい
そのように思ってくださる患者様がいてくださいます。
とても心理的な要素の変化が大きい治療になります。ぜひ、ご自分に合った治療を選択してほしいと思います。